【アンガーマネジメント】怒りっぽい性格は直せるのか?安藤俊介氏が指導した記者の1ヶ月後
■アンガーマネジメントって何?
アンガーマネジメントとは、1970年代に始まったアンガーをマネジメントする技術。
日本語にすると、怒り、イライラ(アンガー)と上手に付き合う(マネジメント)心理学です。
自分自身の怒りの感情を把握・理解しコントロール、心を癒やしたり、ポジティブな方向へ導いたりすることを目指します。
参考・参照:一般社団法人日本アンガーマネジメント協会WEBサイト
■怒り偏差値70超え!
アンガーエリートでも治せるか?
まずは怒りっぽさのテストを受けた坂下曜子記者。
「アンガーエリートですね」
と安藤俊介氏に言われてしまいます。
全てのテスト項目で、偏差値70超えという結果に。
これはよい結果ではありません。
怒りっぽいということ!
■坂下曜子記者がトライした3つのこと
- 怒りの内容を記録し、点数化する
- 怒りのピークがおさまるまで6秒待つ
- 許せる、許せないの境界を思い描く
1:怒りの内容を記録し、点数化する
人生最大級の怒り10点
↓↑
穏やかな状態を0点
今感じている怒りがどの程度かを記録する。
2:怒りのピークがおさまるまで6秒待つ
怒りの感情が高まっているのは6秒間。
その間をやり過ごせば、怒りはクールダウンしてくるという。
自分なりの6秒間のルーティン(愛犬を思い出す)を決めれば効果的だ。
3:許せる、許せないの境界を思い描く
許せる、許せない、の間に「まぁ許せる」を挟むと良い。
曖昧な分類を作ることで、考え方に柔軟性が出てくる。
■1ヶ月間アンガーマネジメント!
記者に現れた変化とは?
- 怒りの記録をつけることで、何に対して怒っているかわかるようになった。
- 職場の人間関係(怒りを出す人、抑える人など)を観察するようになった。
- 怒りの原因が、息子の身支度の遅さだったことがわかり、息子と話し合い時間割を作って改善
1.の怒りの記録をつけることで、自分の怒りの傾向がわかってきたそうです。
ただ、2.6秒間待つ、3.怒りの境界線については、なかなか難しかったといいます。
それでも、1ヶ月後の診断テストでは、
- 怒りの強度
- 怒りの頻度
- 怒りの持続性
- 怒りへの耐性
全てにおいて改善がみられる、という結果になりました。
参考・参照:日本経済新聞2016/8/13付(やった!わかった!怒りの内容 記録・点数化)
■怒りの原因は身体からのサインの場合も
女性は月経前症候群、更年期におけるホルモンバランスの崩れなどからイライラすることも。
男性でも更年期で怒りっぽくなる場合が。
”今までとは何か違う怒り”を感じたら、専門医に相談するのもいいかもしれません。
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☆夢咲花子が怒りに関して思うこと☆
夢咲がこの記事に関心を持ったのは、自分が怒りっぽいからではありません。
周りにいる”怒りっぽい人”たちに対して、何でこんなことで怒るんだろう、と思うことが多々あるからです。
自分が怒りっぽくないのは、「優しいから」ではないと思います。
おそらく怒りっぽい人と同じくらいイラっとしていると思うのですが、それを態度に出さない、引きずらないだけの差なんじゃないかと。
アンガーマネジメントできてる風?
一見よさそうですが、一長一短だと自覚しています。
相手に対して怒りを伝えることで、ケンカになるかもしれないけど、改善できる場合もあると思うのです。
夢咲の場合、怒りを感じても伝えずスルー→その相手との距離感を自分で調節→関係が希薄に……。(むしろ怒る人より冷たいのかな……^^;)
怒りっぽい人は、自分の怒りを少しコントロールしてみよう。
怒りを我慢しすぎてしまう人は、伝えるべき怒り(自分の思い?)は相手に伝え、事態の改善に努めよう。
双方が歩み寄れば、お互いラクになるんじゃないかなって思います。
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